クラスメソッド データアナリティクス通信(AWSデータ分析編) – 2023年2月号

クラスメソッド データアナリティクス通信(AWSデータ分析編) – 2023年2月号

Clock Icon2023.02.07

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データアナリティクス事業本部のコンサルティングチームの石川です。コンサルティングチームメンバーを中心に、日々AWSのアナリティクス関連サービスのアップデートを追っています。

今回は、re:Invent2022の翌月ということもあり、新機能・アップデートは控えめですが、数ヶ月前に発表されたOpenSearch ServerlessがGA(一般提供開始)になりました。

AWS Glue

新機能・アップデート

2023/01/30 AWS Glue Studio Visual ETL now supports 5 new transforms

AWS Glue Studioは、新たに5つの新しいビジュアルトランスフォームを提供しました。これらの新しい変換は、ビジュアル ジョブとコード ベースのジョブの両方で機能します。

  • フラット化
    • ネストされた構造からデータを抽出
  • タイムスタンプのフォーマット
    • 生の文字列を指定された形式のタイムスタンプに変換
  • タイムスタンプへの変換
    • エポックまたは ISO 文字列をタイムスタンプに変換
  • 識別子の追加

  • UUID の追加

APIの変更点

2023/01/19 AWS Glue - 5 updated api methods

SDK/CLI 用の Glue StudioがHudi Data Lake フォーマットをリリースしました。

Amazon QuickSight

新機能・アップデート

2023/01/25 Amazon QuickSight のピボットテーブルのフィールド上限が引き上げられ、パフォーマンスが向上

Amazon QuickSight ピボットテーブルは、値フィールドウェルの上限が 20 から 40 に増加され、行と列で各 20 という上限は合計で 40 という上限になりました。

フィールド上限の増加に伴い、ビューポート内の全データを取得するのではなく、表示 (展開) されているフィールドのデータと、折り畳まれているフィールドに含まれる小さな値のサブセットのみを取得することで、ロード時間を2倍から10倍に改善しています。

2023/01/25 Amazon QuickSight のテーブル用データバーをリリース

Amazon QuickSightは、テーブル用データバーが実装されました。

2023/01/30 Amazon QuickSight launches Radar chart

Amazon QuickSightは、新しいチャート タイプとしてレーダー チャートが追加されました。レーダー チャート (スパイダー チャート、ポーラー チャート、または Web チャートとも呼ばれます) は、多変量データを視覚化に効果的です。

APIの変更点

2023/01/20 Amazon QuickSight - 9 updated api methods

QuickSight テーブルのデータ バーのサポートが追加され、ピボットテーブルのフィールドのウェル制限が増加しました。

Amazon OpenSearch Serverless

新機能・アップデート

2023/01/25 Amazon OpenSearch Serverless の一般提供を開始

Amazon MWAA

新機能・アップデート

2023/01/05 Amazon MWAA が Python 3.10 を搭載した Apache Airflow バージョン 2.4 のサポートを開始

Amazon Managed Workflows for Apache Airflow (MWAA) が、Python 3.10 をサポートしているApache Airflow バージョン 2.4 環境を作成できるようになりました。

Amazon S3

新機能・アップデート

2023/01/05 Amazon S3 ですべての新しいオブジェクトが自動的に暗号化

Amazon S3 は、追加されたすべての新しいオブジェクトに、S3 で管理されたサーバーサイドの暗号化 (SSE-S3) を基本レベルの暗号化として自動的に適用するようになりました。

この大きなアップデートについて、弊社のブログでも取り上げています。

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最後に

2023年01月に発表された、AWSのアナリティクス関連のアップデートについて、メンバーでピックアップした情報についてご紹介しました。

今回は、re:Invent2022の翌月ということもあり、新機能・アップデートは控えめですが、数ヶ月前に発表されたOpenSearch ServerlessがGA(一般提供開始)になりました。また、データレイクで用いられる S3がサーバーサイドの暗号化 (SSE-S3) が適用されるようになったことも大きな変更点です。Glue や QuickSight は、今後も新機能・アップデートが期待できそうです。

クラスメソッド データアナリティクス通信(AWSデータ分析編) - 2023年01月は以上です。

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